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木造住宅の良さって?

2017.09.04 11:00

日本の住宅の大半は木造で、現在も新しく建てられる住宅の半数以上は木造住宅です。

木造住宅に対して「地震に弱そう」「火災に弱そう」といったような、耐久性に関しての不安を持たれる声をよく耳にします。しかし、実際に木造住宅の耐久性は低いのでしょうか?

ここでは木造住宅の特徴と魅力について紹介します。

 

■木造住宅の特徴

まず、木造住宅に対して良く挙げられる地震や火災についての耐久性は決して弱くはありません。この不安に対して要素ごとに見ていきましょう。

 

・木造は火災に弱いのか?

木材は火に弱い。そんなイメージを持つ方は多く、実際に小さな木材のような場合は火に弱いというイメージで間違っていません。

しかし、住宅のような場合はそのイメージは誤っています。木材はある程度の太さと厚さを持つ場合、まず燃えるのは表面だけで、芯まではなかなか燃焼しません。

そのため、現在の木造住宅は火災で燃え広がりづらく、倒壊も起こしづらいのです

 

・木は、鉄より燃えにくい?

一般的に木は火に弱い素材と考えられていますが、加熱実験では、木は鉄やアルミよりも強度低下が遅いという結果が出ています。

木はある程度以上の厚みがあれば、まず燃えるのは表面だけで、芯まではなかなか燃焼しません。万一火災が起きても燃え進むのに時間がかかり、構造体も残りやすくなります。

一方、鉄は火災時レベルの熱(800℃以上)を受けると急激に強度が低下、変形してしまいます。鉄は5分ほどでほとんど強度がなくなりますが、木材は15分経過しても60%の強度を保っていることがわかります。

 

また、高橋開発の家は、「省令準耐火構造」で、通常の木造住宅より防火性能を持つ構造となります。

 

 

下の図は火災保険の構造区分になりますが、省令準耐火構造はT構造となり、燃えにくい構造として割引があり、保険料は通常の木造住宅に比べて約半額になります。

 

 

 

・木造は地震に弱い?

木造は鉄やコンクリートと比較して脆いというイメージを保たれているため、地震に対しても弱いという印象を持たれています。しかし、実際にはこれらの素材の中でもっとも揺れに強い素材なのです。

地震の際には建物の重さに比例して揺れが強くなりますが、木材は鉄やコンクリートと比較して、最も軽くて柔軟性があるという特徴を持っています。そのため、木造住宅が最も揺れづらく地震に強くなっているのです。

 

なお、耐震の目安として耐震等級という基準があります。耐震等級は1でも震度6強~7程度の地震で倒壊せず、震度5強の地震では損傷しないということが基準となっていますが、高橋開発ではその上の耐震等級2又は、3を取得します。これは耐震等級1の地震の1.25~1.5倍の地震にも耐えられる基準です。

同レベルのものは、「2」が、避難所と位置付けられる学校・病院など。「3」は、避難所を超えるレベルの強度で、消防署や警察など防災の拠点となる建物の基準に相当します。

 

■木造住宅の魅力

次は木造住宅の魅力について紹介します。

 

まず、多くの方が木造住宅は冬は寒いというイメージを持たれているのではないでしょうか?

しかし、素材としての木材は、本来鉄やコンクリートと比較をすると、熱を伝える力が弱く、断熱性が高い素材になっています。

木造住宅が寒いというイメージは断熱材等の断熱対策を怠ったような家が多かったことによる誤ったイメージですので、元々の素材の特徴から「夏は涼しく、冬は暖かい」という理想的な家にしやすいと言えます。

 

また、木材は吸湿性も高く、湿度調整を行ってくれる素材です。そのため、梅雨のような湿度が高い時期も、冬のように乾燥した時期も他の素材の住宅とくらべて快適に暮らすことが出来ます。

 

木材は鉄やコンクリートと比べて温かみを感じる事のできる素材です。

長い期間住むことになる住宅には「落ち着ける」という要素を重要視される方は非常に多いかと思います。木には「リラックス効果」や「有害な紫外線を吸収して、温かみのある赤外線を反射する」といったような効果があり、身体に優しい素材です。

こういった効果は鉄やコンクリートにはないため、多くの方にとって木造は落ち着ける家ではないでしょうか。

 

この他にも木造について疑問がある方はお気軽にご相談ください。

 

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