和モダンばっちり。”小上がり”のススメ
梅雨ですね。
街のいたるところでアジサイがきれいに咲いています。
あか紫やブルーのいわゆるアジサイらしいものから、
白やグリーンっぽいものも目立ちますね。
大ぶりな咲き方が大好きで、雨はいやですが、梅雨時期の楽しみかなと
ポジティブに考えています。
さて、今日は「小上がり」について。
文字通り、少し段差が上がったフロアのこと。
当社のモデルハウスの例はこちらです。
「小上がり」を辞書で調べると、
「小料理屋などで,いす席と通路をはさんで設けられた座敷」。
なるほど、”座敷”と呼ばれるように、日本古来のもののようです。
今は昔、日本の武家屋敷では土間から小上がりで居間にあがる様式が
一般的な玄関のスタイルでした。それは高温多湿な日本の気候にあわせて、
基礎部分になるべく隙間を多く設けようという工夫の表れでした。
また殿様や天皇など暗いが高い人が鎮座するように格式を意味も
果たしていたようです。
しかし、現代になってだいぶ小上がりスタイル自体が減ったようです。
一戸建ては玄関が少し小上がりになっていることはあっても、
マンションなんかではほとんど見られないのではないでしょうか。
でも当社ではこの小上がりを積極的に採用しています。
その理由は小上がりのメリットにあります。
◎ 間仕切りがなくても、空間の仕切りを自然に生み出せる。
通常、家のなかに異質の空間を作る場合は、壁や仕切りが必要です。
でも小上がりにすると、たとえ床材をまったく異質なモノにしても
違和感なくひとつの空間のなかに複数の空間を融合させることが可能です。
◎ 畳との相性がよく、和モダンの選出に適している。
小上がりは従来、和のものですから、畳が似合うのでしょうね。
リビングのコーナー畳もよく見られますが、小上がりというのも粋ですね。
◎ 隠し収納を設けて空間を有効に使う事ができる。
小上がりにした部分は、当社では無駄無く収納にしています。
勢いよく閉まらないように、安全ストッパー付きでお子さまにも安心です。
◎ 腰掛けベンチになる。
小上がりだと、なぜ人は掛けてしまうのでしょう。
ソファ代わりにする人もいるほど、ベンチとしての機能は承認されています。
これらのメリットがあるため、
当社のモデルハウスでもあえて間取りに設計し、
お客様に紹介しています。
せっかく自由設計が可能ですので、ぜひ検討してみてください。
その機能性は住んでからも大満足できるはずです。
次回は小上がりを採用したモデルを紹介したいと思います♪
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