とうがんとセロリのきんぴら
2017.07.11
11:00
■□■□材料(2人分)■□■□ (58Kcal/1人分)
- とうがん(正味・皮に近い部分) 100g
- セロリ 50g
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- ごま(白) 小さじ1
【作り方】
- とうがんの表面にある、かたく薄い層をスプーンや包丁で表面だけ削り落とします。表面から2mm程度の厚さにむき、3cmの長さの千切りにします。※この皮に近い部分のみを使用します。
- セロリは繊維を断ち切るように薄切りにします。
- フライパンにごま油をひき、温めてからとうがん、セロリを加えて炒めます。
- 水分がとんだら砂糖を加えてサッと炒め、出てきた水分をさらにとばします。
- 酒を加えて、また、水分がとぶまで混ぜながら炒めます。
- とうがんとセロリをフライパンの隅に寄せ、あいたところに薄口しょうゆを加えて煮詰め、焦がしじょうゆにしてから、全体を素早く混ぜ合わせます。
- ごまをふり入れてサッと混ぜ、盛り付けます。
▶ 栄養士コメント
とうがんは豊富なカリウムに利尿作用があり、水分を排出する働きを高めてむくみ改善に最適です。その上、ビタミンCも多く、カロリーが低く、食物繊維は水溶性と不溶性のバランスがよい為、便秘解消の効果もある、女性に嬉しい食材です。セロリにはピラジンという香り成分があり、血流を良くしてくれるので、冷え性改善や、新陳代謝の活性、疲労回復、免疫力アップになり、とうがんの身体を冷やす性質を補うことができます。また、豊富なビタミンEが末端血管の拡張を促すので、冷え性改善にも効果的です。
▶ ワンポイントアドバイス
とうがんは、まず表面にある薄くかたいロウのような層を削り落とします。それから初めて、薄い緑色の部分をむきます。この皮に近い部分は炒め物や酢の物、漬物など食感を生かした料理に使うとよいでしょう。水分が多い食材を食感のよいきんぴらにする場合、一気に調味料を入れて煮てしまわないよう、水分をとばしながら調味料を加えて炒めることが大切です。
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