明日から消費税アップ!住宅購入への影響は?
2013年3月も残すところ残り数時間。
例年であれば、寒さの緩和と桜のほころびなど、
春の訪れに大歓迎モードになっているところですが、
今年は消費税増税にともなって
焦燥感という重荷に苦心していた方も多かったことでしょう。
明日から消費税はいよいよ8%に引き上げられるので、
各価格表示の変更対応の作業が夜な夜な行われていそうです。
結局、どんなものが値上がりしたのでしょうか。
ニュースでは連日にわたりさまざまな商品の値上げが報じられていました。
基本的には増税分を政府の指導のもと適正に価格に転化するということでしたが、
なかには増税以外の要素もあったり、4月以降の家計にどのくらい影響するのか
フタをあけてみないと分からないといった状況です。
では、住宅についてはどうでしょうか?
小売り商品と違い、住宅は一生のなかで最も高額な買い物の部類に入るでしょう。
増税前に駆け込みで間に合った!という方、間に合わなかった、、、と
悲観している方もおられる事と思います。
ただし実は住宅だけは、
消費税増税後でも消費者にとってうれしいニュースがあるんです。
それが
1、住宅ローン減税の拡充
2、すまい給付金
です。
消費税増税引上げををまたいだ過去の経験から、
政府も、増税後の需要激減による業界ダメージを見越して、
住宅に関しては
「増税前でに買っても、あとに買っても損をなるべくさせない」ように
取得支援制度を決定していたのです。
1、住宅ローン減税は、毎年の住宅ローン残高から1%を10年間、
所得税から控除(所得税から控除しきれない場合は、翌年の住民税からも一部控除)でき、
最大200万円まで可能でしたが、今回の拡充によって最大400万円まで
(長期優良住宅や低炭素住宅の場合は、500万円)可能となりました。?
つまり、所得税額が多い年収が高い人ほどその恩恵が大きくなります。
ただし、低所得者にはこの拡充案だけではだいぶ限定的となってしまうため、
収入によって給付額を決定するのが「すまい給付金」です。
2、すまい給付金は、住宅取得をする人に政府が一定金額を給付してくれるという
以前には存在しなかった制度です。
マイホームを現金で取得した場合にも様々な条件づきですが、
控除や給付金を受けることが可能です。?
いよいよ明日から消費税が8%に上がりますが、
2015年10月1日からは10%への引き上げも今のところ予定されています。
これを書いている私も、一介の主婦ですが
雰囲気にのまれ景気が上向いているような気がするものの、
旦那さまのお給料があがった、という実感はありません!!!
しかし増え続けそうな支出。
旦那さまがいただいてくる大事なサラリーを
1円も無駄にしたくはないものです。
住宅購入に関しては、ご紹介したような明るいニュースもありますので
今後も前向きに検討していきたいと思う今日このごろです。
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