日本の壁紙はなぜ”白”が多いのか。
2014.02.19
11:51
前回こちらのブログで
カラフルな壁紙クロスや柄物などをご紹介しました。
今日はなぜ壁紙シンプルな白ばかりが選ばれているのか?
について考えてみたいと思います。
当社のモデルであるこれらの個性的な壁紙のなかには
輸入した外国メーカーのものもあります。
柄がイラストだったら子ども部屋に向いているでしょうし、
幾何学模様は寝室にも向いています。
またダークトーンなら男性の書斎などにも合うでしょう。
でも実はこれらの壁紙って業者さん泣かせなんです。
*理由?
壁紙というのはもともと壁の形状に合わせて切ってつなげて貼付けていく
ものですが、無地ではなく柄があるとその継ぎ目もどこでもいいというわけ
にはいきません。
真っ白で無地の壁紙の継ぎ目と、柄ものの継ぎ目を接合するとき、
柄ものがどのくらい手間がかかるかは想像のとおりです。
*理由?
さらにこの壁紙を張るのってコストが他の作業に比べるとリーズナブル。
リフォームでの価格表でもそれはあきらか。
(↑この写真はイメージなので、当社の業者さんではありません)
当社を請け負ってくださる業者さんは本当に大変だと思います。
本当にいつもありがとうございます。
外国は壁は塗料でペイントしたり、
自分で張り替えるのが主流だったりしますから自分次第なんですけど、
日本ではプロに任せる文化。
そこに流通の違いがあらわれているのでしょう。
次回は、当社のモデルハウスに使っている
さまざまな壁紙をご紹介したいと思います!
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