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私たちの周りにある、身近な”ユニバーサル・デザイン”

2014.09.28 5:41

前回、このブログで、
ユニバーサル・デザインについて、
入門となる解説をしました。
では、もう一度。
ユニバーサル・デザインとは、
使う人の年齢、性別、能力(のうりょく)、経験(けいけん)などの違いに関係なく、皆が同じように暮らすことができる住まいのデザイン、です。
私たちの身近にはどんな”ユニバーサル・デザイン”があるでしょうか。
【エレベーター】
建物や施設にはほとんど設置されるようになりましたね。
駅でも改修工事が進み、設置される駅がだいぶ増えてきています。
出入口の幅や中の空間が広く、押しボタンなどが車いすを使用する人でも届くように低い位置にあり、工夫されています。
【自動で水が出る水道栓】
利便性ととられる人もいたかも知れませんが、
こちらもユニバーサル・デザインです。
手を近付ければセンサーが反応して水が出て、握力の弱い子どもやお年寄りでも水を難なく出すことができます。
タッチレス水栓.jpeg
【自動点灯の照明】
防犯対策としても有効的なこちらも、れっきとしたユニバーサル・デザイン。
近づいたらセンサーが反応します。手元や足下をすぐに明るくしてくれます。
【標識】
絵や文字(日本語以外の外国語も表示)が入った「案内サイン」。
ロンドンオリンピックでは、選手村や競技会場に設置されている、世界各国どの国の人が見ても同じ意味に伝わる、わかりやすい標識が話題になりました。
標識.jpg
【リモコン・スイッチ】
電化製品の「大きくて押しやすいスイッチやリモコン」
【自動改札】
車いすのひとや、大きな荷物を持った人でも通過できるように
幅を広く設計されている自動改札通路。
【ホームドア】
転落の危険を防止するため、地下鉄や新幹線のホームに設置されたドア。
ホームドア.jpg
【自動販売機】
車いすを使用している人や身長が低い子どもでも届く
「低い位置にボタンがある自動販売機」(さらに、お金を入れるところが皿状で入れやすく、おつりの受け取り口と商品の受け取り口が同じくらいの高さで、低すぎない位置になっているものが理想的)
自動販売機.jpg
【多目的トイレ】
車いすを使用する方や障害のある方だけではなく、お年よりや赤ちゃん連れの方なども利用できる、広くて設備がそろっている「多目的トイレ」
【シャンプー・リンスのボトル】
盲目の障害者にも分かるように、シャンプーのボトルには突起がボツボツと
ついている。すべての企画に統一されていて、リンスと区別できる。
シャンプー.jpg
私たちの身近なユニバーサル・デザイン。
10年前の暮らしを少し思い出すだけでも、
たくさん増えた気がします。
日々の暮らしのなかで、少し注意深くなりながら
新たなユニバーサル・デザインを見つけてみましょう。