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冷暖房費をおさえてくれるLow-Eガラスって??

2014.05.26 12:13

日差しが強く30度を超える日も増えてきましたね。
これから訪れる夏の対策ともなるLow-Eガラスのお話。
レオグランデシエスタ 0227.jpg
普通のガラスと何が違うの?
Low-Eガラスとは、ガラスの面に金属の膜がコーティングされているガラスのこと。
Low-EとはLow emissivityを略したもので日本語に訳すと「低放射」。
この金属膜によって、光の放射率をぐんと下がる効果があるので、
夏の暑い日の冷房費などを節約が期待できます
(もちろん金属膜がコーティングされても透明ですよ!)
LOW-E.jpg
似たような機能として、断熱効果が期待されるペア(複層)ガラスもありますが、
どうやらこちらよりも遮熱性が高いのがLow-Eガラスのようです。
image_7_5.gif
Low-Eガラスのメリット
Low-Eガラスが遮断するのは太陽の遠赤外線
遠赤外線は、冬の機能性下着などにも「遠赤外線効果!」などとうたわれるように
冬の寒い環境下では効果的だが、夏場にはどうにも迷惑なもの。
これを遮熱してくれるというわけです。
また冬場は室内の暖房エネルギーを外に逃さず断熱性を高めてくれます。
また、紫外線も反射させてくれるので、窓からの光による、家具や畳、小物などの日焼けを防ぐ効果もあります。
レオグランデシエスタ 0393.jpg
最近はLow-E+複層ガラスという、組み合わせのものも増えています。
金属膜を室内側のガラスにコーティングすれば、中の空気を外に逃がさない(=断熱)、
室外側のガラスにすれば外の光を反射する(=遮熱)効果が高まるというわけです。

whats4-11.jpg
場所場所によって、日当たりのよい南側の窓は断熱仕様にし、夕日の暑さが厳しい西側の窓は遮熱仕様にするといった使い分けをするなど工夫したいところですね。
当社もモデルでもLow-Eガラスを必要に応じて採用しています。
目立たないけれど、快適な住まいの立役者であるLow-Eガラスのお話でした♪