“快適なバルコニー”のポイントは?
梅雨が明けました!早くも夏本番です。
今年はエルニーニョ現象?ゲリラ豪雨?何やら不吉な天候ニュースが
飛び交っておりますが、弾けた夏を楽しみたいと思います!
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さて、先日は、
バルコニー、テラス、ベランダなどの違いについて紹介をしてみました。
2階にあるのがバルコニー、
バルコニーに屋根があったらベランダ、
1階の場合にテラスと簡単ですが覚えておきたいですね。
今日は快適なバルコニーについてです。
日本の住宅ではほとんどの家にバルコニーがついていますね。
でも独身寮や単身アパートには、ベランダも何もない家って結構ありますよね。
それはなぜか?
ずばり、バルコニーをつくるのはそれなりのコストがかかるからです。
家の中についてものすごいこだわるけど、
バルコニーは特にこだわりナシなんて人は多いみたい。
別にバルコニーにこだわってという話ではありません。
注文住宅では、いろんなプランを決めなくてはいけない中で
項目の多さが施主を疲弊させるのも分かります。
ここでは、こんなポイントを気にしておけば失敗しないよというものを
考えてみたいと思います。
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■バルコニーの使用用途を考える。
新居に暮らしてから、バルコニーはどんな風に使用しますか?
・洗濯物を干す。
・テーブルセットでお茶を楽しむ。
・ガーデニングを楽しむ。
などなど、ですよね。
ここでイメージするポイントは
「もし1階にテラスがあるなら、その使用用途とのバランスで
バルコニーの使い道を考える」ということ。
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土地が狭い家には庭があまり確保できません。
そうしたら、唯一の屋外スペースに課せられる任務が
洗濯からガーデニング、ティータイムまで幅広く及びます。
でも庭が広々しているのであれば、
さほど2階のバルコニーを利用することもないかも知れません。
イメージしたら、そこに合わせて
・広さや奥行
・仕様
・設備
を考えていきます。
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■広さ・奥行きについて
「バルコニーが広いのがうれしい」これは少し短絡的です。
ティータイムを過ごしたり、バルコニー用のベッドなどを置くのであれば
確かに広いのはうれしいはず。
でも洗濯物を干すだけのスペースなら、
広い分だけコストをかけて、ママが掃除するスペースを増やしたに過ぎないからです。
■仕様について
気にしたいのは、床材と防水ケアです。
建材メーカーではいろいろな床材を扱っています。
塩ビやアルミなどを配合した樹脂素材、
デッキタイプ、タイル敷き、スリット状の床材などいろいろあります。
見た目がいい感じだからウッドデッキタイプ!なんて決めても
ほとんど活躍の場が無いウッドデッキに・・・とならないために、
用途に適した床材を選びましょう。
また防水ケアも重要。
当社もバルコニーの防水施工を施しておりますのでご安心を。
■設備について
用途を決めたら設備を考えましょう。
当社はここで気が付きました。
洗濯、ガーデニング、ティータイムを過ごす。
すべてにおいて共通にあって間違いないものは・・・・
これです。
バルコニー水栓!
もしバルコニー水栓がなかったら、いちいち居室に水を汲みにいかないといけません。
大きなバケツを持って室内を歩きますか?
いやいやバルコニーにあればどれほど便利か。
ということで、当社のモデルハウスにはほとんどのバルコニーに水栓を引いています。
ぜひそのあたりも注目してみて頂けるとうれしいです。
大阪の夏はバルコニーで優雅、、、にというのもなかなか難しい季節ですね。
暑すぎます!
しかしいつの時代もバルコニーやテラスなどの屋外スペースは
新しい住まいに抱く夢の象徴。
ぜひバルコニーについてもじっくりご検討くださいね。
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